2011年度研究大会および継承語科研報告会 第2次案内


2011年度研究大会および継承語科研報告会 について詳細をご連絡いたします。
8/6,8/7です。万障を繰り合わせ、ぜひご参加下さい。資料準備のために7/25くらいをめどにご参加の有無をお知らせいただくと大変助かりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
また、8/6の自由研究発表の申し込みの方もお願いします。第1次案内でお知らせしましたように6/17正午締め切りで応募を受け付けます。ふるってご応募下さい。
以下に、8/6研究大会、8/7継承語科研報告会の順に詳細をお知らせします。
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母語・継承語・バイリンガル教育【MHB】研究会 
(立命館大学言語教育情報研究科 協賛)
2011年度研究大会プログラム
                     
日時:2011年8月6日(土)10:00-17:30
会場:立命館大学敬学館 230教室 230教室(メイン会場)、231教室、232教室 233教室
参加費:無料、 資料代1500円 (資料準備の都合上、下記までメールで7月25日までに「大会出席」として、お申し込みください。)
申し込み先:shihoo28@gmail.com(MHB2011年度研究大会事務局) 
               
プログラム
テーマ:「マルチリテラルの育成を目指して その3」
日本にいる二言語の必要な子どもたち、および海外にいる日本語と他の言語を学ぼうとしている子どもたちが、読み書きも含むマルチリンガル能力を身につけられる教育を目指して、その方法、理論、研究方法を探ります。
9:40  開場                              午前司会  真嶋潤子
10:00     開会の挨拶 中島和子  (MHB研究会会長・トロント大学名誉教授)
10:10-12:10  第一部 自由研究発表
12:10-13:40 昼食休憩
13:40―14:40 第二部 招待発表 田浦秀幸(立命館大学教授)  午後司会 友澤昭江
         「新国際学校における英語圏からの帰国生徒のCALP維持に関する一考察」
14:40-15:00 休憩
15:00―17:30 第三部 パネルディスカッション「二言語を育てるために必要なこと」
                                          司会清田 潤子
 1 八島智子 (関西大学教授 八島智子)
         「第二言語アイデンティティと想像のコミュニティ」
 2 湯川笑子 (立命館大学教授)
         「L2英語を育てるために必要なことー小学校英語教育事例より」
 3 アジア太平洋大学 近藤祐一(アジア太平洋大学教授)
         「アジア太平洋大学における二言語教育と異文化協働教育」
17:30 諸連絡、および、閉会の辞       
パネルディスカッション概要:
 最近の第2語学習動機づけや情意の研究では、「自己概念」「アイデンティティ」が中心に据えられている。その言語がどの程度自己概念に取り入れられているか、また対象の言語文化コミュニティに参加する自分をイメージできるかどうか、さらにその参加を促す社会的なサポートがあるかといった内容の研究である。ことばは自己を表現し、自己と社会をつなぐものである以上、二つ目のことばも、学習者にとって意味のある活動への参加を促すものでなくてはならない。日本人が英語学習をする場合にも、こうした言語使用をねらいとし、一方で二言語使用者として日本語や文化知識も適宜活用させるしくみと指導法の工夫が必要であろう。
 本パネルでは、まず、八島智子氏が、上記の理論を紹介することを通してパネル全体の土台となる言語観、スタンスを提示する。「Ideal L2 self」、「想像の国際コミュニティ」、「文化資本・象徴資本としての言語」というキーワードを使い、英語教育・学習におけるいくつかの研究例・実践例に触れながら、自分の生き方(self-authoring)のオプションを増やす第二言語学習の可能性を探る。次に、湯川笑子氏が、第二言語学習の初期段階である小学校英語教育に焦点をあて、「意味のある活動」へいざなうことを大切にした活動を実践して一定の成果を上げている事例を3例紹介する。対人コミュニケーションやテキストとの出会いを意味あるものにするために、フォームの練習は不可欠ではあるが、決して後者が自己目的化しない教育の実践例である。さらに、学習者を大学生に移して、アジア太平洋大学の近藤祐一氏より、アジア太平洋大学のユニークな二言語教育の実践を報告する。学生の半数を留学生で占め、授業も二言語で展開することによって、英語を教育と学生生活の中で日常的に使用し、異文化協働を体験させるアジア太平洋大学での生活は、まさに二言語での自己実現を目指した教育実践例であると言えよう。
 パネラーそれぞれの提供する事例の教訓や課題を総合的に考察することで、二言語を育てるために必要なことが何なのかを会場の参加者の皆様と一緒に考えていきたい。
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平成23年度科学研究費補助金(基盤研究(B))
「継承日本語教育に関する文献のデータベース化と専門家養成」中間報告会
日時:2011年8月7日(日)10:00-17:00
会場:立命館大学敬学館 230教室
参加費:無料、 資料代1500円 (ただし、6日にご出席の方は同一資料のため、無料となります。7日のみ出席の方は、資料準備の都合上、7月25日までに下記までメールで「科研中間報告会出席」として、お申し込みください。)
弁当:1100円 (お茶つき) 「8/7弁当要」と書いて申し込んで下さい。
申し込み先:shihoo28@gmail.com (MHB2011年度研究大会事務局)
               
プログラム
10:00  開会あいさつ 佐々木倫子 
10:05-10:55  中島和子・福川美沙
   「継承語教育データベースのための文献収集ーこれまでの経緯と今後の課題」
11:00-11:45  森下淳也・田中順子
   「継承語教育データベースの構築について」
11:45-12:00   質疑応答 「継承語教育データベースに望むこと」
12:00-13:15  昼食休憩
13:15-14:25 各種報告                      司会:中島 和子
13:15  カルダー淑子.ほか 「補習校教師の会立ち上げのためのパイロット調査報告」
13:30  大山全代ほか 「インターナショナルスクール実態調査 」
13:45  佐々木倫子ほか 「南米在住の日系人児童生徒の口頭言語能力調査」
14:00  櫻井千穂 「読書力評価ツール(DRA)を活用した横断調査
       ―日本生まれの言語的マイノリティ児童の読書力の実態―」  
14:25-14:45 休憩
14:45―16:45 バイリンガル作文調査              司会:湯川 笑子
14:45   マクファーソン田中苗美・平松宏子・川合友紀子・生田裕子 
       「作文調査グループによるマルチリンガル作文調査―中間報告」         
 
15:45   佐野愛子・中野友子・福川美沙・生田裕子・中島和子
       「トロント補習授業校小中学生の日・英・仏作文力-評価ルーブリックの開発を中心に」
16:45  閉会あいさつ  中島和子 研究代表者
主催:平成23年度科学研究費補助金(基盤研究(B))「継承日本語教育に関する文献のデータベース化と専門家養成」(研究代表者 中島和子) c/o桜美林大学言語教育研究所         
 
協賛:立命館大学言語教育情報研究科