MHB学会には以下の部会(Special Interest Group: SIG)があり、SIGの会員に登録したMHB会員の任意の参加によって活動を行っています。
a.海外継承日本語部会
b.インターナショナル・スクール部会
c.国内CLD児教育部会
d.バイリンガル作文部会(休会中)
e.各種言語教育部会
参加を希望する方は、各部会窓口に参加希望をお伝えください。(複数SIGへの参加が可能です。)
【SIGの代表と連絡先】
a.海外継承日本語部会 :カルダー淑子
参加申し込みは部会のウェブサイトの「コンタクト」からお願いします。
https://sites.google.com/site/keishougo/
b.インターナショナル・スクール部会:小澤伊久美・河野あかね
参加申し込みは部会のウェブサイトの「コンタクト」からお願いします。
https://sites.google.com/site/mhbinternationalschool/
c.国内CLD児教育部会:櫻井千穂 mhb.cldsig@gmail.com
参加申し込みは https://forms.gle/
d.バイリンガル作文部会(休会中):佐野愛子 aikosano@fc.ritsumei.ac.jp
e.各種言語教育部会:(呼びかけ人)湯川笑子 ved04614@nifty.com
「参加申し込みは部会のウェブサイトの「参加の方法」からお願いします。
https://sites.google.com/view/mhb-kgk/
MHB学会 各部会の活動目的
a. 海外継承日本語部会
海外で日本語を継承語として教える教師を中心に、継承語・バイリンガル教育に関心のある研究者の集まりとして発足。補習校や週末学校の先生をはじめ、現場で運営にたずさわる人々、継承語学習者の調査に関心のある研究者などが参加している。メンバーの情報交換と専門家としての能力開発(プロフェッショナル・ディベロップメント)を目的とする。
https://sites.google.com/site/keishougo/
b.インターナショナル・スクール部会
国内外の海外・帰国子女、国際学校子女、その他各種イマ―ジョン教育に関わる教育実践者や研究者は、各国や各地域内ですらネットワークが希薄である。そこで、MHB研究会という名の下に、各学校、各地域、各国の多様性をこえて、国内インターナショナル校と国外インターナショナル校および関心がある人々を結ぶネットワークを進め、実践活動の質の向上と、研究活動の活性化を目指す。
https://sites.google.com/site/mhbinternationalschool/
c.アセスメント部会
文化言語の多様な子どもの言語能力評価(アセスメント)に近年、日本国内でも関心が高まっている。当部会では、文化言語の多様な子どもの「ことばの力」の評価において、どのような側面をどう捉えるべきか理論を学び、新しい評価法の開発や既存の評価法の検証を行う。また、評価法が適切に実践されているか、結果がどのように活用されているかについても実践を共有し、よりよい言語教育のためのアセスメントの応用を考える。
d.バイリンガル作文部会(休会中)
文化・言語の多様なこどもの言語能力の中でも特に作文力の育成はアカデミックな場面における評価の問題に直結することからもきわめて重要な課題である。本部会ではバイリンガルの子どもたちの作文力を二言語とのみ発達支えていく教育実践を指させることを目的とした作文力発達の研究を行うとともに、そうした研究に裏打ちされた教育実践のあり方を模索していくことを目的とする。
e.各種言語教育部会
MHBの第5の柱である各種言語教育分野は、日本在住で、日本語を主たる言語として使う言語多数派の児童生徒・大学生の外国語教育に焦点をあてた分野である。この部会は、家庭環境や移住による居住環境の影響(のみ)ではなく、学校の言語教育を通して多言語使用者を育てる方法を模索し、よい教授法を共有し、この分野の研究を推進していく場とする。目標とする言語が何語であるかを問わずに共同して活動し、ネットワークを構築する。昨今、言語学習者の背景状況は複雑化・多様化しており、MHBが5つの分野として分けている区分をいわば乗り越える形で、継承語話者やインターナショナルスクールでの学習者との関連もこの部会の範疇に入ってくることが予想されるが、昨今の多様性に柔軟に対応していく。