第18回研究会「JSLカリキュラムワークショップ 」終わりました

H19年度 JSLカリキュラム実践支援事業 JSLカリキュラムワークショップ 
メインテーマ「多文化共生・多言語社会の中の子ども・学校・教員」が100名をこえる盛況のうちに終わりました。
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1 目的 
 日本語指導が必要な児童生徒が日本の小中学校に増加しており、この子どもたちに適切できめ細かな対応が学校においても求められています。子どもに必要な支援は必ずしも「日本語」の指導だけとは限りません。母語の支援の必要な子どもも大勢います。
 子どもが母語と日本語と2言語を学んで行くとはどういうことか、学校や学級で何ができるのか。今回の研修会では、年少者への継承語教育・バイリンガル教育・日本語教育に長年携わって来られた中島和子先生のお話を伺い、そして学ぶところの多い実践研究報告を伺います。【1】は、日本で長年「バイリンガル教育」「イマージョン教育」が成功してきた朝鮮幼稚園の取り組みについて伺います。【2】は、中国語と日本語の2言語バイリテラシー教育で成果をあげている小学校の事例、【3】は、母語支援教育と原学級(在籍学級)とのコラボレーション(恊働)がうまくいっている事例です。
 大阪府教育委員会教育センターでは、MHB研究会との共催により、以下の要領でこの研修会を開催いたします。大阪府下の小中学校の外国人児童生徒の担任教員のみなさま、日本語指導を行っておられる教員、日本語指導員、母語指導員等関係者のみなさまだけでなく、広く「母語が危険にさらされているマイノリティー言語の児童生徒の教育」に感心をお持ちの大勢のみなさまのご参加をお待ちしております。
2 主催:
大阪府教育委員会JSLカリキュラムプロジェクトチーム 主催
MHB(母語・継承語・バイリンガル教育)研究会 共催
3 日時: H20年2月23日(土)
 受付 午前9時30分
 午前の部: 午前10〜12時  午後の部: 午後1〜5時
4 会場:大阪府教育センター 
    大阪市住吉区苅田3丁目1−1
    電話: 06-6692-1882 (代表)
会場への交通機関:  所在地・地図:http://www.osaka-c.ed.jp/kate/map.html
・地下鉄御堂筋線
「あびこ」駅下車
①番出口、東北東へ約700m
・JR阪和線
「我孫子町」駅下車、東へ約1,400m
・近鉄南大阪線
「矢田」駅下車、西南西へ約1,700m
5 プログラム
 メインテーマ「多文化共生・多言語社会の中の子ども・学校・教員」
10:00-10:10 (主催者挨拶)
10:10-12:00 講演「多言語社会に対応する教師のために」
        中島和子先生(トロント大学東アジア研究科名誉教授)
13:00-13:40 【1】研究報告
 「(日本で成功してきたバイリンガル教育:朝鮮幼稚園の取り組み)」
        湯川笑子先生(立命館大学文学部教授)
        
13:40-14:10 【2】実践報告1
 「(大阪府八尾市立志紀小学校の中国語母語支援教育)」
        北村眞利理子先生(八尾市立志紀小学校バイリンガル相談員)
14:10-14:50 【3】実践報告2
 「(神戸市立本庄小学校のスペイン語母語支援と在籍学級の恊働)」
        櫻井千穂先生(大阪大学大学院生)
        三島絵理先生(神戸市立本庄小学校)
14:50-15:00 休憩
15:00-16:00 【1】【2】【3】の部会に分かれて、質疑・意見交換・交流
16:00-17:00 全体会 3部会の報告(各10分)
          中島先生による総括 (30分) 
6 申し込みについて
以下のいずれかの方法で、大阪府教育委員会教育センター人権教育研究室(担当:安野)まで申し込んでください。
◆電子メールの場合: メールアドレス anno-05@edu.osaka-c.ed.jp
H19年度大阪府JSLカリキュラム実践支援事業 「多文化共生・多言語社会のなかの子ども・学校・教員」に参加希望として、以下の項目を明記してください。
2月23日参加希望の部分: 全部/午前の部のみ/午後の部の前半のみ/午後の部の後半のみ
お名前:
御所属:
連絡先・備考等:
◆郵送、ファックスの場合:
「参加申し込み書」は下記の大阪府教委のHPからダウンロードできます。
大阪府教育委員会 児童生徒支援課 のアドレス
http://www.pref.osaka.jp/kyoisityoson/jidoshien/
そのトップページの中の、JSLカリキュラム・ワークショップを実施します。
に実施要項があります。