母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会2020年度大会開催のご案内

母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会2020年度大会開催のご案内

日時:2020年8月8日(土)-9日(日)
場所:上越教育大学
住所:〒943-8512 新潟県上越市山屋敷町1番地
ホームページ:https://www.juen.ac.jp/

プログラム、発表応募については、4月初旬頃HPでお知らせいたします。

                       MHB学会大会実行委員

MHBアイヌ文化・言語学習会のご案内

MHBは、これまで海外在住の継承日本語学習者、日本在住のCLD児童(文化的・言語的に多様な児童)、日本手話と日本語のバイリンガルとしてのろう児、海外から帰国した児童および様々なコンテクストにおける複数言語学習者のバイリンガル・マルチリンガル発達に資する研究を深めてきました。しかし、残念なことに日本の先住民族の言語とその教育についての領域は、これまでのところあまり深められていないのが現状です。

今年4月、アイヌ民族を初めて先住民族と明記した「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律案」(通称「アイヌ新法」)が制定されたことをきっかけとして、ぜひ、MHBとしてアイヌ語のおかれた現状を理解し、アイヌ語教育の在り方について理解を深めたいと考え、以下のような研究会を企画しました。初日は札幌近郊のアイヌ文化交流センター(ピリカコタン)を見学してアイヌ文化について学ぶとともに、アイヌ語の研究者である岸本宜久先生に「初めてのアイヌ語」と題したご講演をいただきます。その日はピリカコタンにほど近い定山渓温泉で会員の親睦を深めつつ、翌日は早朝に発ち、アイヌ文化の伝承・教育が盛んな平取町二風谷へ向かいます。二風谷では、アイヌ語教育の第一人者、関根健司先生にご解説いただきながら博物館を見学し、さらに関根先生からアイヌ語継承の現状についてご講演をいただきます。

アイヌ文化およびアイヌ語のおかれた現状について理解を深めるまたとない機会になると思いますのでぜひ多くの会員(準会員を含む)の皆様にご参加をいただきたいと思います。

9日・10日両日のご参加でも、10日のみのご参加でも構いません。ご参加を希望される方は、こちらのリンク

 https://forms.gle/GxufgNcPdVUihasK6

から必要事項をご記入ください。なお、バスの定員の関係上、先着20名をもって参加を締め切らせていただきたいと思いますのでご了承ください。参加確定のお知らせはお申し込み後2日以内にお送りいたします。参加費用は10日のバス代として3000円いただきます。ただし、札幌までの交通費、宿泊費、食費、集合場所(9日はサッポロピリカコタン、10日は定山渓のホテル)までの交通費、施設入場料(200円+400円)は別途個人でお支払いをお願いします。宿泊費は12000円程度を予定しております。詳細は確定し次第個別にご案内いたします。何かご不明な点は

aiko-sano@ts.siu.ac.jp

までお願いいたします。

 

11月09日(土)

13時00分

小金湯温泉 サッポロピリカコタン見学 (1時間30分)

https://www.city.sapporo.jp/shimin/pirka-kotan/shisetsu/index.html

14時30分

札幌学院大学 岸本宜久先生 ご講演「初めてのアイヌ語」(2時間30分)

17時

定山渓温泉のホテルに移動 懇親会

11月10日(日)

7時30分

定山渓ホテルロビー集合、出発(車で約2時間)

10時00分

二風谷着 二風谷アイヌ文化博物館見学(関根健司先生解説付き)入館料400円

12時00分

昼食 シカ汁(オハウ)つきアイヌ料理弁当1400円

13時00分

関根健司先生ご講演「アイヌ語教育の現在(仮)」(1時間半)

14時30分

二風谷発

16時30分

千歳空港着 

 

2019年度研究大会終わる

MHB学会の2019年度研究大会は、スタッフ役員を含めて合計140名の参加を得て、盛況のうちに終了いたしました。連日の猛暑の中、多くの皆様にご発表・ご参加をいただき、ありがとうございました。
大会第2日目にはMHB学会2019年度年次総会を開催、真嶋潤子氏を総会議長として、2018年度活動報告2019年度活動計画、2019年度予算審議が行われ、承認されました。

2019年度研究大会時の特別部会の会合について

今年もMHBの研究大会開催時に、特別部会(SIG)が対面での会合を持ちます。 各SIG会合の詳細は以下の通りです。

日時:8月7日(水)17時〜18時40分

会場: 立命館大学 敬学館 1階 101〜105教室

プログラム

《 海外継承日本語部会 》

(1) 講演「母語教育を基盤に海外・国内の連携を求めて」中島和子先生

(2) 座談会「海外の教育現場が行政の支援に望むこと」

《 インターナショナルスクール部会 》

 メディアリテラシーの研究に取り組んでいらっしゃる岡本能里子先生(東京国際大学)の話題提供を受け、年少者言語教育や外国籍児童生徒の日本語教育におけるビジュアルリテラシーやビューイング教育導入の重要性や教材開発について参加者と議論する予定。
*IS部会メンバー以外も参加可です。

《 アセスメント部会 》

  17:00〜17:45 

(1) 今後の活動内容について

(2) 部会担当者について

《 各種言語教育部会 》

  17:00-17:45

   1, 矢元貴美(大阪大学)「中等・高等教育における第二外国語、母語・継承語としてのフィリピン語教育」

   2, 戎妙子(関西大学)「NPO法人おおさかこども多文化センターの活動内容とその課題」

   3, オムガンス(京都朝鮮中高級学校)「第3言語としての英語習得と、第1言語(日本語)および第2言語(朝鮮語)の関係」

  <前半1~3について全体討論>

  17:45-18:30 

   4, 佐野愛子(札幌国際大学)「中国人留学生と日本人学生の協同的な学びの構築」

   5, 小川 典子(立命館大学)「継承中国語学習者の大学での中国語履修」

   6, 山崎直樹(関西大学)コメンテーター(日本国内の各種言語のスピーチコンテストの応募資格に付けられている条件の情報提供を含む)

  <後半1~3について全体討論>

  18:30-18:40 今後の進め方

《 バイリンガル作文部会 》

  バイリンガル作文部会はバイリンガルの子どもたちの作文力の発達を二言語ともに支えていくことを目的とした作文力発達の研究を行うとともに、そうした研究に裏打ちされた教育実践のあり方を模索していくことを目的として設立され、これまで活動をしてきました。しかし、参加してくださっているメンバーの皆様は他の部会でも活発に活動されていることも多く、上手に活動のすみわけをすることができないまま小規模な会合を持つ形が続いておりました。これはひとえに代表者の運営力の低さによるもので、皆様には大変申し訳なく思っております。この会のあり方について考えてまいりましたが、このまま中途半端な形で存続させるより、いったん活動を休止させていただいて、よりみなさまの研究・実践に貢献できるような形が作れるようになった時に再開することを目指したいとの結論に至りました。

 ただ、文化・言語の多様なこどもの言語能力の中でも特に作文力の育成はアカデミックな場面における評価の問題に直結することからもきわめて重要な課題で、MHBの会員の皆様にとって重要なテーマであり続けると思います。今回の大会のSIG活動の時間では17時より30分間限定で活動休止前の最後の会合をもち、今後どのようにこのテーマを深めていくのがよいか、皆様のご意見を伺う場を持ちたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

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  • 8月7日のSIG会合への参加は、MHB研究大会参加者に限られます。大会の事前参加申込みは既に終了しましたが、当日参加でもご来場可能です。ぜひ足をお運びください。
  • 各SIGの活動内容やSIG代表、SIGへの参加方法などはこちらをご覧ください。