MHB2024研究大会(オンライン) 参加登録開始(終了しました)

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母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会

2024年度研究大会 参加申込方法のご案内

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*250名にご参加いただき、無事に2024年度研究大会を終了いたしました。

2024年度は「母語・継承語・バイリンガル教育研究の未来を描く〜次の10年を見据えて〜」をテーマにした研究大会を、来る8月6日から9日までの4日間に渡り、オンラインで開催いたします。企画趣旨やプログラム詳細、参加申込み方法は以下をご覧ください。関心をお持ちの多くの方のご参加をお待ちしております。

MHB学会 2024年度大会実行委員会 taikai@mhb.jp


《 母語・継承語・バイリンガル教育研究の未来を描く〜次の10年を見据えて〜 》

母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会は、国内外の幼児・児童・生徒・成人が読み書きも含むマルチリンガル能力を身につけられる言語教育の方法、理論、研究方法を探ることを目的として活動しています。対象領域の類型は以下の4つですが、本学会の特長の一つは、参加することによって、自分には身近ではない領域についても自然に出会い、理解を深め、関心を持つきっかけができることにあります。

【対象領域の類型】

  • 継承語としての海外日本語教育
  • ろう・難聴児のためのバイリンガル教育
  • 文化的・言語的に多様な学習者(CLD児)の母語・継承語・バイリンガル教育(日本語教育を含む)
  • 国際学校・外国人学校児童生徒の言語教育、先住民族の言語の教育、複数言語育成を目指した外国語教育など各種言語教育(英語教育を含む)

2024年は本学会の前身となったMHB研究会が発足してから21年目となります。そこで今年度の研究大会では「母語・継承語・バイリンガル教育研究の未来を描く〜次の10年を見据えて〜」をテーマにかかげ、これまでの母語・継承語・バイリンガル教育研究の成果や課題を共有し、今後取り組むべきことや展望について参加者のみなさんとともに考えたいと思います。

日時:2024年8月6日(火)〜9日(金)(UTC+9)

形態:オンライン(Zoom)

参加費:4,000円

*年会費納付済み会員は専用サイトにあるクーポン(1,000円割引)をご利用ください。
*入会希望者は https://mhb.jp/admission をご覧の上、お手続きください。

参加申込みサイト:https://mhb2024.peatix.com(2024年8月2日まで申し込み可)


《 プログラム 》

 

 *以下、すべて日本時間(UTC+9)による記載です。プログラム詳細版はこちらからダウンロードしてください。
 ☆学会が手話通訳を手配する企画です。(他企画もZoomの字幕機能を利用します。)
 ★ライブ開催後に録画動画を配信予定の企画です。
 ◎ワークショップ 1〜3は人数制限あり。8月3日(土)より先着順で受付、詳細は7月22日(月)に告知。

8月6日(火)

 10:00 – 12:00    ☆★開会 & パネルセッション「MHB研究の軌跡:過去から未来への架け橋」

1.企画趣旨および総論      小澤 伊久美 氏(国際基督教大学)
2.継承語としての海外日本語教育 中島 永倫子 氏(国際交流基金)
                  三輪 聖 氏(テュービンゲン大学)
3.ろう・難聴児のためのバイリンガル教育    佐野 愛子 氏(立命館大学)
4.文化的言語的に多様な子ども(CLD児)の母語・継承語・バイリンガル教育
                  松田 真希子 氏(東京都立大学)
                  宇津木 奈美子 氏(帝京大学) 
5.国際学校・外国人学校児童生徒の言語教育、先住民族の言語の教育、複数言語育成を目指した外国語教育など各種言語教育
                  横井 幸子 氏(大阪大学)
                  小川 典子 氏(愛知大学)

 15:00 – 17:00    ◎ワークショップ 1「初めてのMiro」 2024年度 大会実行委員

 19:00 – 21:00    ★講演「MHBにおける情報保障」     山崎 直樹 氏(関西大学) 
                           松尾 由紀 氏(立命館中学校高等学校)

8月7日(水)

 10:00 – 12:00    会員による発表 1 *3会場同時進行

  <第1会場>

CLD生徒の〈声〉やTLCの形成を支える教師の働きかけ
——TL授業実践の教室談話分析から——
    木戸 明日香(大阪大学大学院 博士前期課程)

論理的に書く日本語力を育てるワークショップ:
継承語学習者と外国語学習者が協働するトランス・ランゲージング・スペースでの実践
    明石 智子(The Hong Kong Polytechnic University)
    クレスプ 由江(International College Hong Kong) 

国際バカロレア(IB)中等教育プログラム(MYP)日本語A「言語と文学」におけるトランスランゲージングを組み込んだ授業実践
    山田 浩美(筑波大学大学院人間総合科学学術院教育学学位プログラム 博士後期課程)

  <第2会場>

名前と家族のことばが紡ぐアイデンティティ
——成人した中国系移民第二世代のオートエスノグラフィー——
    白 皓(明治学院大学・学習院女子大学・十文字学園女子大学)

複数言語・文化環境で育つ人のアイデンティティ
——当事者によるオートエスノグラフィ研究——
    松崎 かおり(大阪大学大学院 博士前期課程)

親の言語イデオロギーに現れる多言語話者の人生の径路——TEAを用いて——
    尹 惠彦(関西大学大学院 外国語教育学研究科 博士後期課程)
    イ ウンジュタシャ(同志社女子大学)
    李 銀淑(大阪女学院大学 国際英語学部)   

  <第3会場>

神奈川県横須賀地域における米軍基地が周辺地域の言語環境に与える影響
——英語母語話者の「民族言語活力」(EV)による比較分析——
    山出 裕子(日本大学大学院 博士後期課程)

How Non-Japanese Parents’ Native Languages Are Taught in International Families in Japan: Parental Strategies and Bilingual Children’s Perspectives
    Andrea Csendom(Graduate School of Global Studies,Tokyo University of Foreign Studies)

ことば、アイデンティティ、学校選択に関するBourdieu理論からの一考察
——在北京日中国際結婚家庭FLPを事例に——
    小幡 佳菜絵(清華大学大学院 博士後期課程)

19:00 – 21:00    会員による発表 2 *3会場同時進行

  <第1会場>

JSL環境での外国ルーツ高校生の日本語・英語作文の伸びに関する兄弟比較
——SNS等の使用時間に着目して——
    深石 葉子(立命館大学大学院 博士後期課程)

地域の日本語教室における参加者同士の相互作用がCLD児に与える影響
——CLD児とボランティアの関わりに着目して——
    矢島 清香(名古屋大学)

地域交流としての多言語読み聞かせ活動報告——地域交流会祭りでの事例——
    江口 典子(国立国語研究所・東京学芸大学)

  <第2会場>

トランス・ランゲージング使用に関する学習者の意識変容プロセス
——日本の学部留学生向けの日本語の授業の場合——
    周 亜芸(東邦音楽大学)

トランスランゲージング教育学の協働実践研究における大学院生のビリーフ変容
——オートエスノグラフィーを通じて——
    阿竹 仁以奈(大阪大学大学院 博士前期課程)

幼少期に中国と日本を往還した若者のキャリア形成
——移動経験との関連性及び影響要因——
    滕 越(早稲田大学)

  <第3会場>

第三世代をつなぐ「マゴネット」の活動意義を探る——アンケート調査結果を通して——
    鈴木 裕子(マドリード自治大学) 
    根元 佐和子(パリ南日本語補習校)

オンライン補習授業校教師の語りから見えてくるもの
——自己効力感の高まりをめざす教師の指導方略と課題——
    山下 志織(日本大学大学院総合社会情報研究科)

8月8日(木)

 10:00 – 12:00    ◎ワークショップ 2「初めてのUDトーク」       山崎 直樹 氏(関西大学)

 15:00 – 17:00    会員による発表 3 *3会場同時進行

  <第1会場>

言語間の境界線を脱構築するための言語意識支援の可能性
——複言語話者が抱える葛藤の解消を目指した実践研究——
    李 思儀(早稲田大学大学院日本語教育研究科 博士後期課程)

トランスランゲージング・クラスルームは、何を変えているか
——Umi(国際室)⇔在籍学級等 異動2か月間の試み——
    生田 佳澄(静岡県沼津市立今沢小学校・今沢中学校)

時事問題についての「問い」を促す授業のデザイン——創造的対話への足場かけとして——
    小澤 伊久美(国際基督教大学)  
    井上 正子(国際基督教大学・東京都立大学)

  <第2会場>

多言語環境下で育つ子どもの日本語習得過程
——日本語教育機関に通わなかった高校生のストーリー——
    重松 香奈(東京外国語大学 特別研究員)
    本間 祥子(千葉大学)

在米国際結婚家庭における継承日本語支援に関する事例研究
    南波 真知(神戸大学大学院 博士後期課程)
    田中 順子(神戸大学大学院)       

在日中国人家庭における多言語教育の選択
——マンダリンを継承語とする家庭を中心に——
     朴 怡霖(お茶の水女子大学大学院 博士後期課程)

  <第3会場>

動画内状況理解における音の役割に関する一考察——ろう者と聴者の比較を軸に——
    芝垣 亮介(椙山女学園大学)
    奥田 太郎(南山大学)   

点在地域のCLD児における二言語の語彙力と会話力の現状
    高 飛(愛知淑徳大学)

 19:00 – 21:00    ◎ワークショップ 3「初めてのSlack」       2024年度 大会実行委員

8月9日(金)

 10:00 – 12:00    ☆★MHB2025 プレセッション(2部構成) 

  • 「初めてのTranslanguaging」 佐野 愛子 氏 (立命館大学)
  • 「訳者が語る『トランスランゲージング・クラスルーム』の魅力」
    訳者:伊澤 明香 氏(関西大学)・櫻井 千穂 氏(大阪大学)・佐野 愛子 氏(立命館大学)・
       中島 和子 氏(トロント大学名誉教授)・松田 真希子 氏(東京都立大学)・
       三輪 聖 氏(テュービンゲン大学)
    ディスカッサント:加納 なおみ 氏(國學院大學)・友沢 昭江 氏(桃山学院大学)

 15:00 – 17:00    ★大会発表・紀要投稿へのお誘い            MHB理事

 19:00 – 21:00    交流セッション「10年後のMHBを語ろう」& 閉会    MHB理事


《ワークショップ1〜3について》

以下と同じ内容のPDFはこちらからダウンロード可能です

【8月6日(火)15:00 – 17:00 (UTC +9)】 

ワークショップ 1:初めてのMiro …. 2024年度 大会実行委員

*要事前参加申込み:先着順で20名まで(参加申し込みフォームは8月3日に大会参加者に公開)

ミロ(Miro)」はオンライン上にある大きなホワイトボードのようなアプリです。特にリモートワークやオンラインでの共同作業を支援するために設計されており、コロナ禍で、GoogleのJamboardとともによく耳にするようになりました。

Miroは、Jamboardと比べて、使えるスペースが格段に広いこと、多くのテンプレートや機能があることなどの利点がありますが、そのために逆に初心者にとってはJamboardよりも敷居が高く感じるアプリかもしれません。Miroは2年前に日本語化を始め、英語が苦手な方でも利用しやすくなったとはいえ、リアルタイムで質問しながら試してみたいとお考えの方もいると考えました。また、Google は今年の10月1日からJamboardのサービスを段階的に停止することを決めたので、代わりのアプリをお探しの方もいることでしょう。

このワークショップは、Miroの使い方の解説を聞きながら実際にMiroを使っていただき、基本的な操作を体験していただく形で進みます。初めてMiroを使う方が対象ですので気軽にご参加ください。ワークショップ参加前にMiroのアカウントを作るといった準備は必要ありません。ワークショップ内で一緒にやりましょう。

<ワークショップ当日ご用意いただきたい機材について>

ワークショップはZoomミーティングで行います。Zoomミーティングに参加するために使う機材(PC、タブレット、スマートフォンなど)と、Miroを使用する機材は同じでも別でも問題ありませんが、画面が広く見えるほうが操作しやすいと思います。特に、スマートフォンは画面が小さくて操作ミスをしやすいようですから、初めての方はPCかタブレットの利用をお勧めします。

【8月8日(木)10:00ー12:00 (UTC +9)】

ワークショップ 2:初めてのUDトーク … 山崎 直樹 氏(関西大学)

*要事前参加申込み:先着順で20名まで(参加申し込みフォームは8月3日に大会参加者に公開)

UDトーク(UD TALK)」はコミュニケーションのユニバーサルデザイン(Universal Design: UD)を支援するためのアプリです。音声認識と自動翻訳を活用して、視聴覚障害者や異言語話者(自分が使うのとは異なる言語を使っている人)との1対1の会話から多人数の会話までサポートします。コロナ禍で開催されたオンラインのイベントや講演会で、リアルタイムに字幕を提供するために利用されることも少なくなかったように思います。

UDトークは気軽に使えるアプリではありますが、一人では使い勝手が試せません。そこで、実際にUDトークを使ってみるためにこのワークショップを企画しました。UDトークの使い方を解説した後に、少人数グループに分かれて実際にUDトークを使っていただきます。このワークショップは、UDトークに興味はあるけれども使ったことがない方が対象ですので気軽にご参加ください。ワークショップ参加前にUDトークのアプリのダウンロードやインストールをする必要はありません。ワークショップ内で一緒にやりましょう。

<ワークショップ当日ご用意いただきたい機材について>

ワークショップはZoomミーティングで行います。Zoomミーティングに参加するために使う機材とは別にUDトーク体験用のタブレットPCかスマートフォンをご用意ください。

 

 

 

*UDトークには、タブレットPCおよびスマートフォン用のアプリしかありません。

【8月8日(木)19:00ー21:00 (UTC +9)】

ワークショップ 3:初めてのSlack … 2024年度 大会実行委員

*要事前参加申込み:先着順で20名まで(参加申し込みフォームは8月3日に大会参加者に公開)

スラック(Slack)」はグループごとにチャネルを分けてメッセージやファイルのやりとりができるツールです。リアクションボタンを押すだけでメッセージへの反応を知らせることができますし、共有ファイルはインターネット上に保存されるのでどこからでもアクセス可能です。メールが多すぎて、大事な情報がどこにあるのかわからなくなった、どのメールに返信すればいいかわからなくなってやりとりについていけなくなった、といった問題への対応としてSlackを利用するコミュニティが増えました。

Slackには上記の他にも多くの機能があるのが利点ですが、そのために初心者にとっては敷居が高く感じることもあるようです。また、気軽に使えるアプリですが一人では使い勝手が試せません。そこで、実際にSlackを使ってみるワークショップを企画しました。

ワークショップ当日は、Slackの基本的な操作を体験していただきます。ワークショップ参加前にSlackのアカウントを作るといった準備は必要ありません。ワークショップ内で説明しますので、一緒に進めましょう。初めて使う方が対象ですので気軽にご参加ください。

<ワークショップ当日ご用意いただきたい機材について>

ワークショップはZoomミーティングで行います。Zoomミーティングに参加するために使う機材(PC、タブレット、スマートフォンなど)と、Slackを使用する機材は同じでも別でも問題ありませんが、初めての方はPCかタブレットの利用をお勧めします。

Slackは同じIDで複数の機器にログインできます。初回ログインで失敗する方もいると聞きますので、PC、タブレット、スマホなどの複数の機器に同じIDでログインしたいという方は、ワークショップに複数の機器をご持参ください。

『母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究』第21号 投稿募集

『母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究』第21号への投稿を募集いたします。MHB学会が取り組んでいる研究領域に関する論文・報告を以下の要領で募集します。ふるってご応募ください。

投稿締切:2024年9月30日(月)正午(東京時間:UTC+9)必着

投稿資格:投稿は会員(一般会員と学生会員)に限ります。非会員の場合はMHB学会ウェブサイト https://mhb.jp/admissionの「入会案内」にある説明に従い、入会手続きをおとりください。

投稿原稿の内容:MHB学会の対象領域(学会会則 https://mhb.jp/kaisoku 参照)に関するオリジナルな研究であり、かつ、以下の条件を満たすものとします。

  • 原稿は未発表のものに限ります。ただし未発表の論文には、学会での口頭発表ないしその内容をまとめた予稿集も含まれます。
  • 記述言語を変えたとしても内容的に同一の論文は、二重投稿となります。
  • 投稿者と同一の著者によって既発表の論文と内容の重複が多く、新規性が認められない投稿は受理されないことがあります。
  • 筆頭著者の複数投稿は可能ですが、二重投稿やサラミ論文と認められた場合、いずれの投稿も不採択となります。

【対象領域】(学会会則より抜粋転載)

バイリンガル教育を必要とする幼児・児童・生徒、およびその他の学習者の言語教育を対象とする。以下にその対象者領域の類型を示す。

  1. 継承語としての海外日本語教育
  2. ろう・難聴児のためのバイリンガル教育
  3. 文化的・言語的に多様な学習者(CLD児)の母語・継承語・バイリンガル教育(日本語教育を含む)
  4. 国際学校・外国人学校児童生徒の言語教育、先住民族の言語の教育、複数言語育成を目指した外国語教育など各種言語教育(英語教育を含む)

領域の区分を超えて広く、評価方法、研究方法についても研究対象とする。

論文カテゴリー:『母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究』における区分カテゴリーは、「研究論文」「調査・実践報告」「研究ノート」の3つです。カテゴリーの定義は以下の通りです。

  • 研究論文:先行研究に加えるべき独自の研究成果が、具体的なデータを用いて明確に述べられているもの。
  • 調査・実践報告:言語データ、史的資料、教育の現状分析、意識調査など、資料的価値が認められる報告が明確に記述されているもの。あるいは、教育現場における実践の内容を具体的、かつ明示的に描き、その結果について整理したもの。
  • 研究ノート:萌芽的研究課題を提起し、更なる展開が予想されるもの。

<査読について>
 いずれのカテゴリーの論文も、MHB学会が取り組んでいる研究領域との関連性、研究目的の明確さ、研究の独自性、分析・考察の実証性および論理性を重視して査読がなされます。研究ノートについても、最低限の先行研究を提示すること、萌芽的研究に相応しい分析方法を求めます。

論文の書式:必ずテンプレートをダウンロードして使用してください。

  • 用紙 A4判 横書きワープロ原稿
  • 余白 上下左右28mm
  • 字詰め 40字(字送り10.9pt)×38行(行送り17.95pt)

論文の長さ:研究論文、調査・実践報告15ページ以内、研究ノート12ページ以内
 要旨(和文)は400字以内で、本文の後ろのページに記入してください。要旨は規定ページ数に含まれません。なお、要旨(英文)は掲載決定後の記入となります。

使用言語:日本語あるいは英語。ただし、例示のために他言語の単語などを含むことは可能です。

投稿方法:詳しくは、投稿規定と書式説明をご一読の上、テンプレートと別紙を用いて、①論文原稿と②別紙を作成し、Eメールに添付して担当者に送信してください。

送付先:MHB学会理事(紀要編集) 松田 真希子
    Eメールアドレス:mhb21.editorial.board@gmail.com 
        メール件名に「MHB21号投稿原稿」とお書きください。

問い合わせ先:松田 真希子
       Eメールアドレス:mhb21.editorial.board@gmail.com 

MHB2024研究大会 オンライン開催のご案内及び発表募集(締め切りました)

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母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会
2024年度研究大会オンライン開催のご案内及び発表募集のお知らせ
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PDF版はこちら>

2024年 4月 29日

母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会は、2024年度に本学会の前身となったMHB研究会が発足してから21年目を迎えたことを踏まえ、「母語・継承語・バイリンガル教育研究の未来を描く〜次の10年を見据えて〜」をテーマにかかげた研究大会をオンラインで開催いたします。
これまでの母語・継承語・バイリンガル教育研究の成果や課題を共有し、今後取り組むべきことや展望について参加者のみなさんとともに考える機会としたいと思います。
一般参加の申し込み方法は後日ご案内しますが、現在は発表を募集しております。入会と同時に発表応募することは可能ですので、関心を持つ多くの方のご参加をお待ちしております。

MHB学会 2024年度大会実行委員会 taikai@mhb.jp

日時:2024年8月6日(火)〜9日(金)(UTC+9)

形態:オンライン

テーマ:母語・継承語・バイリンガル教育研究の未来を描く〜次の10年を見据えて〜

参加費:MHB学会員 3,000円、非会員4,000円

発表募集:2024年度年会費納付済み会員から発表を募集します。

・MHB学会の研究領域に関連するもので未発表のものに限ります。
・締切は2024年 5月31日(金)23:59(UTC+9)必着です。
・詳細は「2024MHB発表募集要項(PDF)」をご覧ください。

《 2024年度大会テーマについて 》

母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会は、国内外の幼児・児童・生徒・成人が読み書きも含むマルチリンガル能力を身につけられる言語教育の方法、理論、研究方法を探ることを目的として活動しています。対象領域の類型は以下の4つですが、本学会の特長の一つは、参加することによって、自分には身近ではない領域についても自然に出会い、理解を深め、関心を持つきっかけができることにあります。

【対象領域の類型】

・継承語としての海外日本語教育
・ろう・難聴児のためのバイリンガル教育
・文化的・言語的に多様な学習者(CLD児)の母語・継承語・バイリンガル教育(日本語教育を含む)
・ 国際学校・外国人学校児童生徒の言語教育、先住民族の言語の教育、複数言語育成を目指した外国語教育など各種言語教育(英語教育を含む)

2024年は本学会の前身となったMHB研究会が発足してから21年目となります。そこで今年度の研究大会では「母語・継承語・バイリンガル教育研究の未来を描く〜次の10年を見据えて〜」をテーマにかかげ、これまでの母語・継承語・バイリンガル教育研究の成果や課題を共有し、今後取り組むべきことや展望について参加者のみなさんとともに考える機会としたいと思います。

世界各地の会員が参加できるようにスケジュールに配慮して、4日間の開催期間中にパネルセッション、ワークショップ、会員による研究発表などを企画しました。暫定的なプログラム(以下)にお示ししたように、情報保障についてもできる限りの努力をしております。大会参加申し込み方法は後日ご案内いたしますのでぜひご参加ください。

《 プログラム(暫定版)》

*学会が手話通訳を手配する企画です。会員発表も1枠は手話通訳を手配します。
★ライブ開催後に録画動画を配信

【8月6日(火)】
  午前 総会
  開会、パネルセッション「MHB研究の軌跡:過去から未来への架け橋」*★
  午後 ワークショップ①「初めてのMiro」
  夜  講演「MHBにおける情報保障」★

【8月7日(水)】
  午前 会員発表①
  夜  会員発表②

【8月8日(木)】
  午前 ワークショップ②「初めてのUDトーク」
  午後 会員発表③
  夜  ワークショップ③「初めてのSlack」

【8月9日(金)】
  午前 MHB2025 プレセッション(2部構成)*★
   ・ 「初めてのTranslanguaging」
   ・ 「訳者が語る『トランスランゲージング・クラスルーム』の魅力」
  午後 大会発表・紀要投稿へのお誘い★
  夜  交流セッション「10年後のMHBを語ろう」・閉会

2023年度研究大会終わる

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母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会
2023年度研究大会終了のお知らせ
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2023 年 8月 27日更新

2023年度の研究大会は「公正な言語教育を求めてーバイリンガルろう教育を再考する」をテーマに、8月3日〜6日にオンラインで開催され、国内外から多くの方にご参加いただき、無事終了いたしました。

MHBの研究領域である海外継承日本語、ろう・難聴児、国内CLD児、少数言語を含む各種言語教育の場において、学習者に対する情報保障や言語権、教育を受ける権利について、活発なディスカッションが繰り広げられました。また、今大会では、実行委員にもろう者に入ってもらえたこと、また、基調講演、パネル、特別講演、及び特別ラウンドテーブルにろうの登壇者に来ていただいたことで、大きな学びを得ることができたかと思います。

MHBでは、今後も引き続き「公正な言語教育」について皆さまとともに考えて参ります。ご参加いただきました皆様、どうもありがとうございました。

MHB2023大会実行委員長

宮崎 幸江

MHB2023研究大会(オンライン) 参加登録開始(終了しました)

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母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会
2023年度研究大会(オンライン)へのご参加お誘い

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2023年度の研究大会は「公正な言語教育を求めてーバイリンガルろう教育を再考する」をテーマにかかげ、8月 3日〜6日にオンラインで開催します。

MHBの研究領域である海外継承日本語、ろう・難聴児、国内CLD児、少数言語を含む各種言語教育の場において、学習者に対する情報保障や言語権、教育を受ける権利は必ずしも保障されてはいません。なぜなら、すべての学習者に機会を「平等 Equality」に提供したとしても、それは結果の平等「公正 Equity」を保障するものではないからです。今年度のMHB大会は「公正な言語教育」をテーマに、ろう教育におけるバイリンガリズムについて皆様とご一緒に考えていきたいと願っています。

大会テーマの基調講演には、ろう児の教育がご専門のRuth Swanwick博士(リーズ大学)、Daniel Fobi博士、Richard Doku氏の三人をお迎えし、「バイ/マルチリンガル小児期ろう教育:コンテクストを超えた対話 Bi/Multilingual early childhood deaf education: cross-context conversation」をテーマにご講演いただきます。また、森壮也氏(日本貿易振興機構アジア経済研究所)による「ろう者のセルフ・アドボカシー:手話にまつわる人生の諸戦略」と題した特別講演も企画しています。この特別講演は一般に広く公開(大会参加費不要)します。その他にもパネル、2つのワークショップ、会員による研究発表、特別ラウンドテーブルを予定しています。詳細は、大会概要をご覧ください。

主要なプログラム(基調講演、パネル討論、総会)においては、字幕付き動画や日本手話による通訳などを準備し、できるかぎり情報保障についても配慮する予定です。
大会の詳細および参加申し込みについては大会専用ページ(下記)をご覧ください。

https://www.conference.mhb.jp

参加申し込みの締め切り:7月28日(金)昼12:00(東京時間:UTC+9) 

MHB2023実行委員会(問い合わせ: taikai@mhb.jp