母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会
2025 年度研究大会オンライン発表及び一般参加申し込みのお知らせ
2025年 5月 12 日
母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会は、国内外の複数言語環境にある幼児・児 童・生徒・およびその他の学習者がマルチリンガル能力を身につけられる言語教育の方法、理論、研究方法をさぐることを目的として、多様な領域の研究者・教育実践者が交流し、情報交換や発信などの活動をおこなっています。
2025 年度の研究大会は「トランスランゲージング・クラスルーム:理論から実践へ」をテーマにかかげ、8 月 15日〜16 日にオンラインで開催します。
多文化多言語の子どもたちが、自らの文化的・言語的資源を自由に活用し、安心して学べる環境を実現するためには、子どもの側に適応を求めるのではなく、教育の仕組みや社会の側が変わる必要があります。本大会では、「トランスランゲージング」の視点から、そのような環境をいかに構築できるのかを理論と実践の両面から検討し、公正で包摂的な教育のあり方を問い直します(※トランスランゲージングとは、複数言語を固定的に分けず、複数言語使用者が自身が持つ全ての言語レパートリーを場に応じて柔軟に使用することを指します)。
大会テーマ:「トランスランゲージング・クラスルーム:理論から実践へ」
日時:2025年8月15日(金)〜16日(土)(UTC+9)
形態:オンライン(Zoom)
参加費:4,000円
*年会費納付済み会員は専用サイトにあるクーポン(1,000円割引)をご利用ください。
*入会希望者は https://mhb.jp/admission をご覧の上、お手続きください。
参加申込みはこちら
(2025年8月8日まで申し込み可)
ろうの会員が発表または参加される際に手話通訳を必要とする場合は、通訳の費用(上限あり)をMHB学会から補助します。ご希望の方は、5月31日(土)までに大会実行委員会にご相談ください。
プログラム (以下、すべて日本時間(UTC+9)による記載です。)
8月15日(金) |
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10:00-12:00 |
会員発表1 |
13:00-15:00 |
企画パネル |
21:00-23:00 |
基調講演(Dr. Ofelia García) |
8月16日(土) |
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10:00-12:00 |
研究方法WS |
13:00-15:00 |
会員発表2 |
15:00-17:00 |
会員発表3 |
MHB大会連動企画
8月17日(日)は大阪大学箕面キャンパスにての政策提言シンポジウム
「多文化多言語の子どもの学びの保障 ― 公正な教育の実現に向けて ―」があります。
(別途申し込みが必要です。6月上旬より申し込み開始予定)
現在、2025年度年会費納付済みの会員の皆様から発表を広く募集しております。MHB学会の研究領域に関連するもので未発表のものに限ります。締切は2025年 5月31日(土)23:59(UTC+9)必着です。詳細はMHB2025発表募集要項をご覧ください。入会と同時に発表応募することも可能ですので、関心をお持ちの多くの方々のご応募を心よりお待ちしております。