MHB2022研究大会 オンライン開催のご案内及び発表募集のお知らせ

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母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会
2022年度研究大会オンライン開催のご案内及び発表募集のお知らせ
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2022年4月16日

2022年度の研究大会は「3言語(以上)を育てる教育を考える」をテーマにかかげ、8月4日〜7日にオンラインで開催します。「3言語(以上)の学習と習得」はこれまで「バイ」リンガル教育と総称されたため見えにくかった、3言語(あるいはそれ以上の数の言語)が関与する場合の言語学習と教育を指します。これは本学会が研究対象とするあらゆる言語学習者の成長過程に遅かれ早かれ該当するテーマであるため、「3言語(以上)」の言語教育という側面にスポットライトをあて、これまでの知見から教育に生かせることは何かを皆様とご一緒に考えていきたいと願っています。

大会テーマの基調講演には、バスク語、スペイン語、英語の3言語教育、イマージョン教育、早期英語教育、多言語教育の理論的考察など複数の言語の教育について広範囲におよぶ研究と教育現場への貢献でご高名なJasone Cenoz博士(University of Basque Country)をお迎えし、また大会テーマにそったパネルセッションも企画しています。そのほかには、会員による研究発表セッションを予定しています。

研究発表では、従来型の口頭発表と、昨年度にひきつづきショートプレゼンテーションを募集します。後者は参加者相互のやりとりに比重を置いた発表の場で、研究発表、実践報告、デモンストレーションなど、多様なプレゼンテーションに利用していただくことが目的です。

また、この大会の前半部には、言語教育タスクに関するワークショップ(8月4日)、教育と研究に使える統計解析のワークショップ(8月5日)も開催する予定です。

大会は2020年度、2021年度に引き続きオンラインで実施します。MHBは世界の各地に会員を有しているので、できるだけ多くの方に参加していただけるよう工夫をする予定です。また、情報保障についてもできる限りの努力をします。

一般参加の申し込み方法は、後日ご案内します。みなさまの積極的なご参加をお待ちしています。

【大会概要】 
開催期間:2022年8月4日(木)〜8月7日(日)
実施形態:完全オンライン開催 
テーマ:3言語(以上)を育てる教育を考える

【主なプログラム】 
8月4日(木)
ワークショップI「作ってみよう、明日使える言語教育タスク」

8月5日(金)
【特別企画】ワークショップII「ウェブ・アプリケーションを使った統計解析:入門から発展まで」

8月6日(土)
 ・パネルセッション「3言語(以上)を育てる教育を考える」
 ・会員による研究発表I 
 ・基調講演 The development of metalinguistic awareness through translanguaging in the acquisition of third and additional languages (Jasone Cenoz)

8月7日(日)  
 ・会員による研究発表II 、会員による研究発表III 、会員による研究発表IV

【研究発表応募について】 
2022年5月31日(火)23:00(東京時間:UTC+9) 必着

2022年6月19日(日)23:00(東京時間:UTC+9) 必着

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大会プログラムと研究発表応募の詳細は下記の案内をご覧ください。
詳細

 お問い合わせ:MHB学会 2022年度大会実行委員
taikai@mhb.jp