今年もMHBの研究大会開催時に、特別部会(SIG)が対面での会合を持ちます。 各SIG会合の詳細は以下の通りです。
■ 日時:8月7日(水)17時〜18時40分
■ 会場: 立命館大学 敬学館 1階 101〜105教室
■ プログラム
《 海外継承日本語部会 》
(1) 講演「母語教育を基盤に海外・国内の連携を求めて」中島和子先生
(2) 座談会「海外の教育現場が行政の支援に望むこと」
《 インターナショナルスクール部会 》
メディアリテラシーの研究に取り組んでいらっしゃる岡本能里子先生(東京国際大学)の話題提供を受け、年少者言語教育や外国籍児童生徒の日本語教育におけるビジュアルリテラシーやビューイング教育導入の重要性や教材開発について参加者と議論する予定。
*IS部会メンバー以外も参加可です。
《 アセスメント部会 》
17:00〜17:45
(1) 今後の活動内容について
(2) 部会担当者について
《 各種言語教育部会 》
17:00-17:45
1, 矢元貴美(大阪大学)「中等・高等教育における第二外国語、母語・継承語としてのフィリピン語教育」
2, 戎妙子(関西大学)「NPO法人おおさかこども多文化センターの活動内容とその課題」
3, オムガンス(京都朝鮮中高級学校)「第3言語としての英語習得と、第1言語(日本語)および第2言語(朝鮮語)の関係」
<前半1~3について全体討論>
17:45-18:30
4, 佐野愛子(札幌国際大学)「中国人留学生と日本人学生の協同的な学びの構築」
5, 小川 典子(立命館大学)「継承中国語学習者の大学での中国語履修」
6, 山崎直樹(関西大学)コメンテーター(日本国内の各種言語のスピーチコンテストの応募資格に付けられている条件の情報提供を含む)
<後半1~3について全体討論>
18:30-18:40 今後の進め方
《 バイリンガル作文部会 》
バイリンガル作文部会はバイリンガルの子どもたちの作文力の発達を二言語ともに支えていくことを目的とした作文力発達の研究を行うとともに、そうした研究に裏打ちされた教育実践のあり方を模索していくことを目的として設立され、これまで活動をしてきました。しかし、参加してくださっているメンバーの皆様は他の部会でも活発に活動されていることも多く、上手に活動のすみわけをすることができないまま小規模な会合を持つ形が続いておりました。これはひとえに代表者の運営力の低さによるもので、皆様には大変申し訳なく思っております。この会のあり方について考えてまいりましたが、このまま中途半端な形で存続させるより、いったん活動を休止させていただいて、よりみなさまの研究・実践に貢献できるような形が作れるようになった時に再開することを目指したいとの結論に至りました。
ただ、文化・言語の多様なこどもの言語能力の中でも特に作文力の育成はアカデミックな場面における評価の問題に直結することからもきわめて重要な課題で、MHBの会員の皆様にとって重要なテーマであり続けると思います。今回の大会のSIG活動の時間では17時より30分間限定で活動休止前の最後の会合をもち、今後どのようにこのテーマを深めていくのがよいか、皆様のご意見を伺う場を持ちたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
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- 8月7日のSIG会合への参加は、MHB研究大会参加者に限られます。大会の事前参加申込みは既に終了しましたが、当日参加でもご来場可能です。ぜひ足をお運びください。
- 各SIGの活動内容やSIG代表、SIGへの参加方法などはこちらをご覧ください。