MHB2023研究大会 オンライン開催のご案内及び発表募集のお知らせ(締め切りました)

MHB(母語・継承語・バイリンガル教育)学会 2023年度大会 発表募集の締切日を延長いたします。(締め切りました)

当初、発表の募集締切日を 2023年 5月31日(水)23:59(東京時間: UTC+9) とさせていただいておりましたが、より多くの方にご応募いただきたく、応募締切日を2023年 6月15日(木)23:59(東京時間: UTC+9) に延長いたします。

どうぞ奮ってご応募ください。詳しくは当会HPをご覧ください。

https://mhb.jp/

2023年5月29日(月) MHB学会 2023年度大会実行委員


 

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母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会
2023年度研究大会オンライン開催のご案内及び発表募集のお知らせ
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2023 年 5 月 5日更新

2023年度の研究大会は「公正な言語教育を求めてーバイリンガルろう教育を再考する」をテーマにかかげ、8月 3日〜6日にオンラインで開催します。

MHBの研究領域である海外継承日本語、ろう・難聴児、国内CLD児、少数言語を含む各種言語教育の場において、学習者に対する情報保障や言語権、教育を受ける権利は必ずしも保障されてはいません。なぜなら、すべての学習者に機会を「平等 Equality」に提供したとしても、それは結果の平等「公正 Equity」を保障するものではないからです。今年度のMHB大会は「公正な言語教育」をテーマに、ろう教育におけるバイリンガリズムについて皆様とご一緒に考えていきたいと願っています。

大会テーマの基調講演には、ろう児の教育がご専門のRuth Swanwick博士(リーズ大学)、Daniel Fobi博士、Richard Doku氏の三人をお迎えし、「バイ/マルチリンガル小児期ろう教育:コンテクストを超えた対話 Bi/Multilingual early childhood deaf education: cross-context conversation」をテーマにご講演いただきます。また、森壮也氏(アジア経済研究所)による「ろう者のセルフ・アドボカシー:手話にまつわる人生の諸戦略」と題した特別講演も企画しています。この特別講演は一般に広く公開(大会参加費不要)します。その他にもパネル、2つのワークショップ、会員による研究発表、特別ラウンドテーブルを予定しています。詳細は、大会概要 こちら をご覧ください。

MHB は世界の各地に会員を有しているので、できるだけ多くの方に参加していただけるよう工夫し、情報保障についてもできる限りの努力をします。一般参加の申し込み方法は、後日ご案内します。みなさまの積極的なご参加をお待ちしています。

【大会概要】

開催期間:2023 年 8 月 3 日(木)〜8 月 6 日(日) 

開催形態:完全オンライン開催 

テーマ:公正な言語教育を求めてーバイリンガルろう教育を再考する

 

【プログラム】

8 月 3 日(木)

15:00-18:00   ワークショップ I[録画事前共有、日本語字幕]

講師:柴山 真琴 氏(大妻女子大学)

内容:「エスノグラフィー入門:日常の言語実践の研究法として」

 

8 月 4 日(金)

16:00-18:30   基調講演

[録画事前共有(日本語字幕付)+ライブセッション(日本語への同時通訳、日本手話付)]

登壇者:Ruth Swanwick博士(リーズ大学)、Daniel Fobi博士、Richard Doku氏

タイトル:「バイ/マルチリンガル小児期ろう教育:コンテクストを超えた対話

   Bi/Multilingual early childhood deaf education: cross-context conversation」

 

8 月 5 日(土)

8:30-10:30   パネルセッション [日本手話通訳] 

テーマ:「言語とアイデンティティ」 

登壇者:(1) 北原 モコットゥナㇱ 氏(北海道大学) 

(2) 富田 望 氏(ハーバード大学)

(3)オーリ・リチャ 氏(千葉大学) 

10:30-10:50  学会より紀要特別号発刊のお知らせ

11:00〜      総会[日本手話通訳] 

13:00-14:30   特別講演 [日本手話通訳]  一般公開

登壇者:森 壮也 氏(日本貿易振興機構アジア経済研究所)

タイトル:「ろう者のセルフ・アドボカシー:手話にまつわる人生の諸戦略」

15:00-17:00 会員による研究発表 [1部屋に日本手話通訳あり]

16:00-17:00  特別ラウンドテーブル「ろうの若者、ろう教育を語る」[日本手話通訳あり]

 

8 月 6 日(日)

13:00-15:30  会員による研究発表[1部屋に日本手話通訳あり]

16:00-18:00 ワークショップ II

講師:加納 なおみ 氏(國學院大学) 

内容:「複数言語生活を生かした言語教授法ーリテラシーを育むための実践講座ー」

 

【研究発表応募要領】

1. 募集内容

・ MHB 学会の研究領域に関連するもので、未発表のもの。今年度の研究テーマに限るものではありません。

※MHB 学会の目的や対象領域は学会会則 https://mhb.jp/kaisoku を参照のこと。

 

2. 発表言語

・ 日本語、英語、日本手話(ただし、例示のため、他言語の単語などを含めることは可能)

 

3. 締切

・ 2023年 5 月 31 日(水)23:00(東京時間: UTC+9)必着

 

4. 発表カテゴリー

(1) 口頭発表(研究発表・実践報告)

(2) ショートプレゼンテーション(研究発表・実践報告・デモンストレーション)

 

発表応募の手続き、大会企画詳細は こちら をご覧ください。

MHB 学会 2023 年度大会実行委員会

taikai@mhb.jp