講演会および中間報告会は終了しました。
講師および参加者のみなさま、ありがとうございました。(2015/3/29)
母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会主催・お茶の水女子大学・日本語教育コース共催
Ofelia Garcia 博士講演会 「トランス・ランゲージングの理論と実践」
および日本におけるトランス・ランゲージング研究中間報告会
Dr. Ofelia Garcia's Lecture, "Theory and Practices of Translanguaging" and Interim Reports of Three Studies on Translanguaging in the Japanese Context
日時: 2015年3月29日(日)13:00-17:00(受付12:30~)
場所: お茶の水女子大学 (共通講義棟1号棟 304教室) *アクセスマップはこちら
言語: 講演―英語(通訳あり)、中間報告会―日本語と英語(日本語資料あり)
参加費:2000円
申し込み:資料準備の都合上、加納なおみ kano.naomi AT ocha.ac.jp まで事前にお申込み下さい。
(ATは@と読みかえて、ATの前後のスペースは取り除いて下さい。)
題名欄は「ガルシア先生講演会参加」、本文にお名前、ご所属、連絡先をお書き下さい。
日程:
<講演会>
13:00-13:08 挨拶、趣旨説明
13:08-13:15 講師紹介 友沢昭江
13:15-14:45 Ofelia Garcia博士ご講演
14:45-15:05 休憩およびGarcia先生への質問とコメントを質問用紙にてうけつけ
(日本語での質問可)
15:05-15:20 Ofelia Garcia博士による質問への回答
<中間報告会> 司会 宮崎幸江
15:25-15:45 中間報告1 Translanguaging strategies developed by multilingual students
in a Japanese graduate program
加納なおみ
15:45-16:05 中間報告2 「キャンパスアジア」プログラム生の3言語能力と使用状況
(Campus Asia Program students' abilities and use of three languages)
発表言語―日本語 清田淳子・湯川笑子・庵逧由香
16:05-16:25 中間報告3 Translanguaging in an undergraduate seminar class
conducted with English as the (main) medium of instruction
湯川笑子
16:25-16:50 Ofelia Garcia博士による指定討論、および全体討論
16:50-17:00 閉会
《 Ofelia Garcia博士 》
Ofelia Garcia博士は、世界のバイリンガル教育を牽引する第一人者の一人。現在ニューヨーク市立大学の大学院、Urban Education and Hispanic and Luso-Brazilian Literatures and Languages の博士課程教授。トランス・ランゲージングの概念についても、昨年出版された Garcia. O. and Wei, L.(2014). Translanguaging: language, bilingualism and education, Palgrave pivot, 他 多くの著作・論文がある。トランス・ランゲージングのアプローチでは、バイリンガルの言語生活を2つの独立した言語システムの使用ではなく、1つの言語レパートリーを社会的要請に応じて柔軟に駆使するのだとする。言語と教育に対する新たな理論と教育への提案が含まれている。