2009年度研究大会第1次案内

母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会大会の概要が決まりましたので、おしらせします。今年は京都での開催です。8月9日の京都での一日を是非ご予定下さい。
大会テーマ「マルチリテラル育成を目指して」
期日:2009年8月9日(日)
場所:立命館大学衣笠キャンパス 敬学館 
午前(10:00-12:00)
*ワークショプ
[テーマ]
「継承語教育におけるマルチレベル・マルチエイジでのインターラクティブな読解の方法と、書記から読解を引き出す方法」
講師:ニューヨーク国連学校 津田和男
[概要]
継承語教育における初中級を含めた中上級レベルを想定する。まず始めに、読解をマルチレベル、マルチエイジでこなすための発表の各種スタイルを駆使するプロジェクト型の方法、スカフォルディングの基本構想であるコンテキストの活用とパーソナルな解釈を演劇的方法で強化する。次に、書くことについての各種のテキストスタイルの分析と構造的理解を通して書記と読解の連携の可能性を引き出し、スカフォルディングの一部として位置づける。
午後(13:00—18:00予定)
*基調講演
「本質主義と構築主義:バイリンガルのアイデンティティ研究をするために」
お茶の水大学名誉教授 箕浦康子
*招待発表
大阪府および兵庫県の外国人児童・生徒の母語教育(仮題)
大阪大学教授 真嶋潤子、大阪府、兵庫県教育委員会
*自由応募発表予定