3月26日、27日の継承語科研とMHB研究会共催による、ワークショップは無事、
盛況のうちに終えました。
100名を超える方、特に多くの海外会員の参加を得て、充実した会となったこと
を、事務局としても喜んでいます。ただ、そのため、資料集もほぼ出てしまい、
開催前から資料集を予約していらした会員に送付した後は5冊しか残りません。
資料からでは得られるものが限られますが、70ページを超えるものなので、入手
したいとお考えの方がありましたら、leri@obirin.ac.jp までお申し込みくだ
さい。先着5人の方に実費千円(送料込み・海外の方も同額)でお送り申し上げます。
いずれ、資料はHPにアップしたいと考えていますが、少しお時間をいただくこと
になるかと思います。
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平成21年度科学研究費補助金(基盤研究(B))課 題 番 号:(21320096)
「継承日本語教育に関する文献のデータベース化と専門家養成」(研究代表者中島和子)
共催:母語・継承語・バイリンガル教育研究会 後援:桜美林大学言語教育研究所
第2回継承語教師養成ワークショップ
日時:2010年3月26(金)、27日(土)
於:桜美林大学淵野辺キャンパス201号室
JR横浜線淵野辺駅隣接(改札出て右手の歩道橋に直結する2階入り口からお入りください)
参加費:無料、 資料代1000円
(資料準備の都合上、下記までメールで名前と所属(ある場合)明記の上、お申し込みください。)
leri@obirin.ac.jp 継承語科研事務局(c/o 桜美林大学言語教育研究所)
3月26日(金) 「継承語の力をどう測るかー試案のいろいろ」
9:45-10:00 継承語、継承語教師、継承語力とは?
(中島和子 トロント大学名誉教授・桜美林大学言語教育研究所客員研究員)
10:00-10:55 「バイリンガル作文力」(生田裕子 中部大学講師)
11:05-12:00 「バイリンガル語彙力」(生田裕子)
13:00-13:55 「バイリンガル読書力」(櫻井千穂 大阪大学大学院博士後期課程)
14:05-15:00 「補習授業校継承語学習者の言語背景調査」
(北米補習校グループ カルダー淑子・小野桂子・モイヤー康子)
15:15-16:30 まとめとディスカッション (司会:佐々木倫子 桜美林大学教授)
3月27日(土)
9:45 -12:00 「継承語をどう教えるかー学習ゴールの立て方、スキャフォルディングのし方、
13:00−15:15 読み書き指導ほか」
(片岡裕子 カリフォルニア州立大学ロングビーチ校教授
ダグラス昌子 カリフォルニア州立大学ロングビーチ校准教授)
トピック:
*子どもの発達段階、言語能力、認知レベルを踏まえた学習ゴールと到達目標の
立て方
*内容重視の言語教育で必要とされる教師の知識と技能—母語話者用の生教材を
使用するためのスキャフォルディングの仕方、読み・書き指導
*言語形式の提示からインプットアクティビティ・アウトプットアクティビティーへと段階
を踏んで行う語 彙・文法項目の練習方法
15:30-16:30 分科会
a)海外補習校・日本語学校(カルダー ・ダグラス・佐々木)
b)国内外国人児童生徒(櫻井ほか)
c)その他(中島)
16:30-17:00 分科会報告