2021年度MHB研究大会オンライン開催のご案内及び発表募集のお知らせ

*******************************
母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会
2021年度研究大会オンライン開催のご案内及び発表募集のお知らせ
*******************************

2021年4月15日
(タイムテーブル 4月29日更新)

母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会は、国内外の複数言語環境にある幼児・児童・生徒・およびその他の学習者が読み書きも含むマルチリンガル能力を身につけられる言語教育の方法、理論、研究方法を探ることを目的として、多様な領域の研究者、教育実践者が交流し、 情報交換や発信などの活動を行っています。

2021年度の研究大会は「ファミリー・ランゲージ・ポリシーと新時代におけるマルチリンガル教育」をテーマに掲げ、8月7日、8日にオンラインで開催します。ファミリー・ランゲージ・ポリシー(Family Language Policy、以下FLP)は、個人と社会的環境との接点となる集団の最小単位として「家族」に注目し、学校における学習言語及び地域・国家レベルの言語政策との関係性を深く考察し、理解することができるテーマです。

大会テーマの基調講演には、FLP研究を牽引してこられたKendall King博士をお迎えします。また、FLPに関連した国内外の実践研究報告からなるパネルセッションの他、一般発表、ワークショップなどを予定しています。

一般発表では口頭発表と、新しくショートプレゼンテーションを募集します。これは昨年までのポスター発表とデモンストレーションに替わるもので、参加者のやり取りを重視した形で、研究発表、実践報告、デモンストレーションなど、広く発表していただくことが目的です。

大会は2020年度に引き続きすべてオンラインで実施します。発表の応募方法は近日中にお知らせします。一般参加の申し込み方法は、後日改めてご案内します。みなさまの積極的なご参加をお待ちしています。

MHB学会 2021年度大会実行委員
taikai@mhb.jp

【大会概要】 

日時:2021年8月7日(土)、 8月8日(日)
方法:オンライン開催
テーマ:ファミリー・ランゲージ・ポリシーと新時代におけるマルチリンガル教育

【プログラム】

 大会テーマ趣旨、基調講演、パネル、ワークショップの要旨はこちら [PDF]

 (*録画再生)とある部分は、希望者を対象に事前配信動画のビューイングを行う時間で、それ以外はライブで行います。(事前配信動画は一定の期間、大会参加者が各自自由に閲覧できる形になっています。)

 基調講演と 大会企画パネル の動画には日本語字幕が付きます。また、当日の質疑応答には、次の同時通訳を準備する予定です。
  基調講演:「英語・日本語・日本手話」の3言語間
  大会企画パネル:「日本語・日本手話」の2言語間

 タイムテーブルは暫定的なもので、正式なものは決まり次第お知らせしますが、遅くとも発表者が決定した7月にはご案内します。タイムテーブルは日本時間で、世界各地の現地時間は下の「各地の時刻」をクリックしてください。

 

8月7日(土)

 14:30    総会
 15:00    開会
 15:10-16:40 会員による発表セッション1(各地の時刻

 18:00-19:30 大会企画パネル「国内外におけるFLP研究の実際」(*録画再生)(各地の時刻

    第1発表「バルセロナの継承日本語家庭におけるFLP実践研究」
        福田牧子(バルセロナ自治大学)

    第2発表「イギリスの継承日本語家庭におけるFLP実践研究」
        段上知里(ヨーク・セント・ジョン大学)

    第3発表「日本の言語政策研究と日本の国際結婚家庭を対象としたFLP研究」
        本林響子(お茶の水女子大学)

    第4発表「総括」
        横井幸子(大阪大学)

 19:45-20:30 大会企画パネル質疑応答(各地の時刻

 

8月8日(日)

 08:40-09:50 基調講演「Family language policy: growing pains and new directions in post-COVID times」(*録画再生)(各地の時刻
       Prof. Kendall King(ミネソタ大学) 要旨はこちら [PDF]

 10:00-10:30 基調講演 質疑応答(各地の時刻

 11:00-12:30 会員による発表セッション2(各地の時刻

 12:45-13:45 大会企画ワークショップ(*録画再生)(各地の時刻

    (1) 「言葉のデータに翻弄されないためのオープン・コーディング入門」
        日高友郎(福島県立医科大学)

 14:00-15:30 大会企画ワークショップ(各地の時刻) 要旨はこちら[PDF]

    (1) 「言葉のデータに翻弄されないためのオープン・コーディング入門」

    (2)「LINEから始めるコロナ禍の教育デジタルツール選択と利用」
        岡本清美(大阪大学)

 16:00-17:40 会員による発表セッション3(各地の時刻

 17:40    閉会

 

 【参加費】 

  すべて事前登録が必要で、当日参加はできません。参加申し込み方法は後日ご案内します。

    MHB2021大会参加費: 一般会員、学生会員:2,000 円
                                     準会員、非会員  :3,000 円

 

【発表募集】

2021年度の研究大会(オンライン開催)での口頭発表、ショートプレゼンテーションを募集します。
応募の締切は、2021年 5月31日(月)23:59(東京時間: UTC+9)必着です。応募のための詳細は発表応募要項 [PDF] をご覧ください。

お問い合わせ:MHB学会 2021年度大会実行委員
taikai@mhb.jp